エンハンスドlanケーブル

lanケーブルの規格としてカテゴリーがあります。

カテゴリーは転送速度と距離、ノイズに対応した規格です。カテゴリー6a(CAT6a)のaはAugumentedの略で、CAT6ケーブルの増強の意味です。10GBase-T/TXイーサネットを対象として、10Gbpsの転送速度を規定しているlanケーブル規格です。最大周波数は500MHzでカテゴリー6よりも最大周波数を2倍に増強しています。しかしAXT(AlienCrossTalkの略で、外界漏話の意)により最大37mとなっています。

カテゴリー6e(CAT6e)のeはenhanncedの略で、CATlanケーブルの強化の意味です。エンハンスドカテゴリー6規格は、ほぼCAT6aと同じですが、TIA規格では無く、ケーブルメーカーの独自でエンハンスドした規格です。エンハンスドカテゴリー6eはCAT6aと同じであると取り扱われています。カテゴリー7(CAT7)は、10GBase-Tを対象にして10Gbpsの転送速度を規定したケーブル規格です。

CAT7lanケーブルはケーブル外装がシールドされ、UTP(UnshieldedTwistPairの略で無遮蔽撚り対線の意)では無くSTP(ShieldedTwistPairの略で、遮蔽撚り対線の意)となります。CAT7lanケーブルはノイズ対策を施したために、通信用クリーン接地が必要となり、ハブもルータも異なるので、通常の通信インフラとは異なります。接地が切れた部分にノイズが集中し、遮蔽効果を失う原因になります。

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