インターネットの高速化と共に、屋内のネットワーク構築に欠かせないlanケーブルも高速化が図られるようになってきました。

このlanケーブルをネットワークを構築するのに導入する場合、規格が決められており、カテゴリという表現やBASEといった表現で、ケーブルの性能を知る事が出来ます。カテゴリの場合は、CAT5からCAT8まで存在しており、それに合わせて、10BASE-Tから40GBASE-Tまで対応しています。

CAT5の場合は、100BASE-Tまでしか対応しておらず、伝送速度は100MHzが最大となります。最高グレードであるCAT8のlanケーブルは40GBASE-Tにまで対応していますので、高速化技術を活用して高速化した光回線の通信速度を最大限に活かす事が可能です。一般的なパソコンのLANカードは1Gbpsに対応していますので、CAT5e以上のlanケーブルを選択しておけば、インターネットを快適に使える環境を作り上げられます。

フルHD動画の視聴は当たり前になってきており、オンラインゲームの高画質化で購入したコンテンツが大容量で、これをダウンロードするのにネットワークの通信速度が高速である事が必要不可欠になっている時代です。その為、近年ではCAT6以上のlanケーブルを導入する事が一般的になってきており、ノイズなどの影響を受けないようにしたい場合には、有線LANでネットワークを構築する事が今でも有効です。