lanケーブルは対応する通信速度に合わせて、カテゴリーと呼ばれる分類で区別することができます。

カテゴリーはケーブルの被覆にCATと言う略称とともに書かれている数字で確認することが可能です。例えばCAT5であれば100Mbpsの通信速度に対応します。数字が大きくなるごとに速い通信速度に対応できるようになります。そして数字が大きいものは小さいものに対応することができる上位互換の関係にあることを覚えておきましょう。lanケーブルは接続する通信機器の利用できる速度に合わせて選ぶ必要があります。

低いカテゴリーのものを使ってしまった場合には、期待する通信速度が得られない恐れがあります。もし、対応する通信速度がわからない時には、上位のカテゴリーを選べば間違いありません。上位互換なら一番カテゴリーの高いlanケーブルを使えば問題ないと思うかもしれません。それは技術的には正しいですが、コスト的には問題があります。

上位のカテゴリーの方が下位のものよりも価格が高いのは当然で、何も考えずに使っていると無駄な費用を払うようになります。どうしても通信速度がわからない時や今後の拡張を考えた先行投資出ない限りは、必要なカテゴリーのものを用意した方が安価に済ませることが可能です。lanケーブルは単体ではあまり高い商品ではありませんが、何本も購入すると差額がかさんでかなりの金額になります。費用を抑えたい時にはカテゴリーに合わせたlanケーブルを購入しましょう。