lanケーブルを購入する際、気を付けておきたいのは、自分が使っているネットの通信速度に対応したカテゴリかどうかということです。

このカテゴリは、対応している通信速度や周波数の違いによって分けられているものであり、5eや7といった数字（または数字とアルファベット）によって表記されているもので、数字が大きくなるほど高いクラスのものになります。現在のところ高いクラスものとしては7があり、低いものだと5などがあります。

では実際にそれぞれのカテゴリがどの程度の通信速度に対応しているのかというと、6eと7は10Gbpsで、5eと6が1Gbps、そして5が100Mbps（0.1Gbps）になります。ですので、最大1Gbpsのインターネット回線を使っている場合であればカテゴリ5e以上のものを選ぶ必要があるということになるでしょう。

しかしこのカテゴリはlanケーブルのGbpsの値段にも関係があり、カテゴリの数字が低いほど安く、高いほど値段も高くなるという点にも注意が必要です。例えば同じ1Gbpsに対応している5eと6のどちらのlanケーブルを選んだらいいかという場合は、購入コストを重視する場合は5eがよいと言えます。

しかしより快適にネットをしたい場合は、5eより周波数が高くてより多くのデータ送信ができるカテゴリ6を選ぶとよいでしょう。そしてカテゴリ6eと7に関しては、オンライン動画やオンラインゲームをより快適に楽しみたい場合に向いていると言えます。