使用環境に応じたlanケーブル選択

LANとは、ローカルエリアネットワークのことで、家庭や企業の内部で構築されるネット環境のことです。

これらの環境で通信に使用される配線をlanケーブルと呼びます。プロバイダやパソコンの選択は用途に応じて慎重に行う方がほとんどですが、ケーブルについても同様の配慮が必要です。lanケーブルにはカテゴリと呼ばれる分類があり、対応する速度が大きく異なります。

現状でよく使われている中で、最も安価なのはCAT5と呼ばれるものですが、光回線に接続したとき、最大速度で利用できなくなります。それでも通信速度が小さくても支障のない目的に限定されているのであれば、強いて速度の速いものに交換はしなくても良いでしょう。

ただ、最近は光回線で映画を見たり、通信量の大きなネットゲームを楽しむ方が多く、これらが使用目的となる場合は、CAT6以上のlanケーブルを選択したほうが良いでしょう。現状で最大速度に対応したCAT7は、これまでのところビジネスユースでなければ必要ないとされていましたが、KDDIが10Gbpsに対応した通信サービスを展開することが発表されたこともあり、個人利用でも購入の対象となってきています。

4k画質で映画を見たり、非常に高精細なCG画像を楽しみたいという方には、最高速度のプロバイダ契約と電子機器をそろえるのとあわせ、CAT7カテゴリのケーブルも合わせて購入するべきでしょう。いずれにせよ、自分のLAN環境と、ネットの使用目的を明確化して、どのタイプを選べばよいかしっかりと吟味するようにしましょう。

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